地震まっちゃで扱う地震情報について
- 日本の気象庁の地震情報について
気象庁では日本の地震情報を扱っています。
気象庁の提供している地震のデータには、震源リストと地震月報があります。
前者は毎日1〜2日程遅れて公表される暫定的な震源の一覧です。
後者は1年程経ってから公表される確定した震源の一覧です。
両者は震央地名の表現が異なり、ひとつのデータとして扱うことが難しいため、
本サイトでは種別を選択してどちらのデータも閲覧できるようにしています。
- 暫定データ(震源リスト)
2011/08/06〜2016/10/31は、地震マップさんのサイトからデータをコピーしました。
いくつかの欠落データは人伝にデータを探してもらって補完してあります。
2016/11/01以降は原則として気象庁の震源リストから得ています。
ただし、2019/04/01〜2019/08/31までのデータは地震マップさんのサイトからコピーしてます。
気象庁の元データが公表後に少なからず変更されていたためです。
- 確定データ(地震月報)
1985/01/01〜2018/02/28の気象庁の地震月報から得ています。
阪神・淡路大震災の10年前ということで1985年からにしてます。
それ以前のデータは容量の都合で断念しました。
- ヨーロッパ地中海地震学センター(EMSC)の地震情報について
EMSCでは世界の地震情報を扱っています。
2004/10/01からのデータを見れます。種別でEMSCを選択してください。
2004/10/01より前の情報は提供されていないようです。
最新日のデータ件数は注意して下さい。最初少なく、時間と共に段々増えていきます。
その日のデータ全部揃ってから持ってくるのが難しいためです。
個々のデータにはAUTOMATICとREVIEWEDの2つの状態がありますが、
本サイトでは処理の都合上、これらを区別しません。
それと、EMSCのサイトのサービスでは自動で最新50件ずつしかデータを取得できないため、
新たな50件が追加されてしまうとそれ以前に取得したデータの更新ができなくなります。
本サイトでは、EMSCはそういうものと割り切ることにしました。ご承知おきください。
データに観測者は表示しません。
情報元が提供するCSVデータに観測者の情報が含まれていないためです。
サイトから詳細をたどれば観測者の情報を確認することができます。
世界中の地震なので様々な組織から情報の提供を受けているようです。
- アメリカ地質調査所(USGS)の地震情報について
USGSでは世界の地震情報を扱っています。
特にアメリカの地震については細かいものまで含まれているようです。
1985/01/01からのデータを見れます。種別でUSGSを選択してください。
1900年からあるようですが容量を考慮して1985年からとしました。
最新日のデータ件数は注意して下さい。最初少なく、時間と共に段々増えていきます。
その日のデータ全部揃ってから持ってくるのが難しいためです。
個々のデータにはreviewstatusというのがあってautomaticとreviewedの2つの状態があります。
本サイトでは処理の都合上、これらを区別しません。
なるべく最新の状態になるよう、更新する際は10日程遡って差し替えるようにしています。
緯度・経度の数値を小数点以下3桁までに揃えてます。
提供されるデータに観測者(略号)が入っていたのでデータに入れてます。
震央地名は
「どこそこから何km」のような表記になっていてバラバラになるので、
「どこそこ」でグループとしてまとめました。
- 注意点
- 英語表記の震央地名は','(カンマ)を'/'(スラッシュ)に置き換えています。
- 規模を表すマグニチュードにはいくつか種類がありますが、本サイトではそれらの違いを無視しています。
- 気象庁は震源時(震源で地震が発生した時間)を使用しています。
EMSCとUSGSはUTC(Coordinated Universal Time: 協定世界時)を使用しています。
なお、UCTとJST(日本標準時)の時差は9時間です。UCTに9時間足せばJSTです。